暗い日本を生き抜く! 将来に備え海外経験を積みキャリアアップ!

ホタイブログ

少子高齢化はででに既定路線で、改善する見込みはありません。
この先、人口減により日本経済が縮小していくことは間違いありません。
また、高齢者は数でも比率でも増加し、高齢者を支える社会保障負担はどんどん増えていきます。
こんな中、誰しも「これからどうなるのだろう」「自分はどうしたら良いのだろう」と考えたことがあるでしょう。私自身も将来の不安で押しつぶされそうでした。

これに対する一つの答えが、「海外に出る」ということです。
「海外にでる」ということは、短絡的に日本を捨てて海外に移住するということではありません。
新たないくつもの選択肢を持つということです。
海外での就職経験は、日本でのキャリア形成で重要なものですし、これからその重要性は高まってくるでしょう。海外の就職は、帰国しても有効なキャリアとなりますし、帰国しなくてもキャリアアップのための留学や、希望すれば海外での起業や移住へとその後の選択肢の幅を広げていく事ができるのです。

目次

1.将来の不安

収入は上がらず、物価があがり、社会保障費や税金は増える。このような世の中をどのように渡っていけばよいのでしょうか。
一つ目は、高スキルを持ち、収入を上げるというものです。
今の世の中でも、高収入のひとは存在しますから、そのグループ入れるようなスキルを獲得することです。
二つ目は、日本から出ていくという方法です。
今の閉塞的な状況は日本で起こっています。日本を出てしまえばそれとは関係ありません。
ただいきなり海外に住むといっても、少し極端に感じます。
三つ目は、上記2つのハイブリッドです。
海外で就職し、スキルを上げて日本に戻るという方法です。
その後、日本でうまく転職できればそれで良いし、やはりまた海外に出てもよいという方法です。

今の時代「海外へ出る」というのは、個人の問題ではありません。今は日本企業もどんどん海外へ出ています。
昔は、海外へ出る企業というのは商社など、それから製造業でした。いまは小売からサービスまで多くの業種が海外進出しています。日本市場では成長が見込めないため、海外進出せざるを得ない状況です。

その中で、個人もキャリアを積んでいく必要があるのです。

2.海外就職経験の表すもの

海外就職経験がなぜスキルに結びつくのでしょうか。それは、海外での勤務経験からいくつかの能力を期待できるからです。

語学力

英語の資格を持っていても、それは業務で使えなければ意味がありません。
英語の資格というものは、社内での規定や推奨というのもありますが、その目的は英語で「実務ができる」ということです。海外での学位や就労経験があれば、その目的は満たせると考えて良いでしょう。
英語が一番一般的ですが、英語以外でも語学力は求められます。
例えば、最近ベトナムに進出する企業は多く、また多くのベトナム人が日本で就労しています。しかし、日本人でベトナム語に堪能な人材は少なく、今ベトナム語ができれば、仕事に苦労することはありません。ベトナムに進出する企業にとって、英語人材よりベトナム語人材の方が好ましいと見られることは想像にかたくありません。

異文化環境への適応力

海外で働くということは、環境の異なる文化・言語の中で働くことです。
沿い行った中で働いた実績は、日本で得ることのできない経験です。
その国の中で、言葉も含めて円滑に業務を行うことができるという証明になるのです。
現地企業での就労経験なら、現地企業のビジネスの方法や考え方を理解していることになりますし、日系企業での就労経験であれば、だいたい管理業務が多くなるので海外でのマネジメント経験を得ることができます。(規模は小さくとも、高い視点からの仕事)
【海外就職】現地採用の3つのメリットとデメリット。失敗しないために、企業が求めるものを知ろう

今の時代、海外に進出している企業や外国人が働いている職場環境は珍しくありません。
そんな中で、異文化環境での職務経験が高く買われるのです。

3.海外就職と移住

今後、日本で働いていくにも、企業自体が海外進出したり、自社でなくとも、取引先が海外の会社であることはますます増えていきます。そんななかで、海外職務経験は有効な職務経歴となりつつあります。
しかし、ずっと日本にいると、海外に長期に滞在したり、移住したりするというのは遠すぎて、実態はあまりよくわかりません。
インターネットで調べても、成功している人もいれば、失敗してもうコリゴリという人もいます。それぞれの人の性格や考え方、住んでいる国によって状況は変わります。自分の目てみて判断するのが一番確かではないでしょうか。
海外に出るにあたって、長期滞在や移住を決心する必要はありません。まず2,3年の就職を目安にし、そのなかで次のステップを考えていけばよいのです。

一度海外に出て経験すれば、ある程度海外での仕事や生活についてわかってきます。帰国してからも、再度海外に出る、という選択肢を持ち続けることができます。
40代になって海外経験なしの人が、いきなり海外転職というのは精神的にかなり厳しいものがあるのでしょう。でもその人が20代に海外での就職経験があったとすると、全く違ったものになります。
この最初の一歩が人生を変えていくことになるのです。

4.海外就職が成功につながらない場合

ただし、誰もが海外就職すればうまくいくわけではありません。
特に、就職先でキャリアが積めない場合です。
日本人相手のみで、コールセンターなどで働くような場合がそれにあたるでしょう。
コールセンターを否定するわけではありません。それをきっかけとして、他の会社に転職できればよいですが、コールセンターでのみ働いていても、海外就職の最大メリットである語学力はつきませんし、管理経験や異文化での職場環境も期待できません。日本で働いているのと同じでは、海外にくる意味はありません。
海外でも、日本人相手の仕事は多いです。しかし、それだけの仕事で終わってしまうとキャリアアップには繋がりません。
最低限3つのスキルを積むようにしなければ、失敗に終わります。

  • 語学力
  • マネジメントスキル(管理職経験)
  • 業務スキル(経理・営業等の業務経験)

また、語学を磨ける職場環境でも、単なる雑用の場合は、転職を考えたほうがよいでしょう。

5.将来の選択肢を増やす

日本の将来は暗い。そのまま日本以外の選択肢なしでは、あまりにも厳しい状況です。
経験に裏打ちされた「海外に行ける」という自信は何にも代えがたいものです。
実際に、給与が上がらず、天引きだけが増えていく、こんな状況の中でどうしたら良いでしょう。「転職」が現実的な答えですが、国内だけで転職を探すより、海外も含めより多くの選択肢から探したほうが自分にマッチした職の見つかる可能性は高くなります。
そのためにも、今海外経験をつけておくことが重要なのです。

キャリアアップは、職務経験だけではありません。
中国で現地就職し、中国語はできたものの、英語力の不足を痛感し、アメリカに留学した人もいます。その方は、アメリカに留学し、英語どころがビジネススクールを卒業していました。
中国で働き、外国に行くという敷居が下がったこと、中国でお金を貯められたことでアメリカ留学の決心がついたそうです。やはりはじめに中国という一歩を踏み出さなければできなかったということです。

「今」日本から海外に就職することで、このように将来の選択肢が広がります。
楽なことではありませんが、挑戦する価値のあることです。

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6.資産形成のこと(補足)

「海外株投信7兆円純増 個人マネー、日本株選ばず」
 これは日経の記事です。
将来の年金に不安があるため、多くの人が投資信託などの資産形成を始めています。
日本に住んでいる限りは、日本株・米株がメインになり、新興国株などは情報も少なくなかなかトライできないかもしれません。

私ホタイは、些少ですが、将来に備えてベトナム株を購入しています。
海外で現地にいるとその国の経済状況や安定した会社などがわかります。
分散投資の分散先を、自分の行った国で探してみると、日本にいるのと全く異なった見方ができます。帰国後も一部を保持し続けることもできます。
証券口座などは、現地で開くのが簡単で余計な手数料などもかかりません。

中国への投資は、いろいろな意見がありますが、2000年頃に駐在していた人に、不動産を買った人がいます。完全に投資目的で、帰任が決まると売却しましたが、それでもかなりの売却益が出たようです。そういった話はちらほら聞きました。
海外就職の場合、特に新興国は経済が伸びている真っ盛りですから、不動産投資も試すことができるかもしれません。

考えてみると、「海外就職」も自分の職歴ポートフォリをの中での分散投資なのかもしれません。キャリアにおいてもリスク分散をすべき時代なのかもしれません。

——ホタイブログ—–

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コメント

  1. INFIPLAY より:

    Great content! Keep up the good work!

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